2013年 03月 17日
3月9日、こわしてつくる。 |
3月9日土曜日朝。
一番に走ってプレーパークにやってきた小学生男子が、いつものように物置を物色。
「これ壊していい?」
と指差したのは、頂き物のカラーボックス。
ここ1〜2ヶ月で数名の方からいろいろなものを山ほど頂き、物置に押し込むので精一杯で手をつけていなかったものです。
「壊していい・・訳ではないなぁ」
と答えると、彼は「わかった」と素直に諦めました。
その様子にチクッとしてしまった。
「・・“ただ壊す”っていうのはなぁ、ちょっと困るんだなぁ」
と言い換えると、
「楽器にしたいんだよ」
という答えが返ってきました。
そういえば彼は、いつも物置を物色する時にそこにあるいろいろなモノを鳴らしていたなぁ。
「わかった。任した。好きにしな」
で、彼が作ったのは、写真のようなモノ。
太鼓のように叩くところと、爪弾くところがあります。
爪弾くところはタコ糸が張ってありました。
ちゃんと音が出ます。(弾かせてもらった)
すげーな、と感心しましたが、出来上がった後に彼がそれに触れることは無く。
そのまま放置されていたので、今はこの状態のまま、物置内で「収納ボックス」として活躍しています。笑
彼がこの「楽器」の存在を思い出す日は、果たして来るのでしょうか。
とても楽しみです。
(わか)
by tenpakupp
| 2013-03-17 04:40
| 日誌